杉本隆道が気になるのは、国家資格の行政書士の資格です。
少し前までは、過払い金の請求によって大きく利益を上げた事務所もあります。
ただ今後は厳しくなるのでは?と思うのですが、いかがでしょう。
行政書士は、他人の依頼を受け報酬を得て、役所に提出する許認可等の申請書類の作成並びに提出手続代理、遺言書等の権利義務、事実証明及び契約書の作成等を行います。
資格を取得したものは連合会に加盟し、個々人で仕事をこなすこととなります。
仕事以外に、資格をもっている人がつけられるバッジにあこがれて資格を取得しようとする人も少なくないのではないでしょうか?
この資格をとるにあたって、受験資格は特に定められていません。
試験は年一回で、受験者は年々増加傾向にあるようです。ですが、元来この資格は国家資格としては比較的取得しやすい(合格しやすい)ものとして、法律、行政、コンサルタント系では登竜門のような位置づけでした。
しかし、試験の難易低下傾向から一転、ここ三年ほどは難化傾向となり、合格率は2、3%となっています。これは受験者の増加、法科大学飲に設置、資格の制度見直し論などの影響を受けたためと考えられています。
通信教育や専門学校などで数多く「一発で受かる」というような宣伝がなされていますが、弁護士などの資格と同じように難関の資格であるのにかわりないです。資格講座を受けたからといって受かるという安易な気持ちはもってはいけません。
これらの理由で、杉本隆道としてはちょっと微妙だと感じています。